今回は「km車内嘔吐2万円、なぜ常に決定するのが日交より遅れるのか?(苦笑)」を書こうと思います。
とりま、日交が車内嘔吐に対し自社のウェブサイトで2025.11.27に、「車内汚損等における清掃料金の請求について」という文章を掲載して清掃料金として「金2万円(税込み)」を請求する事を記載しと事をこのブログに書いた記憶が有ります。
タクシ業界界隈ではは、同じ事象「=今回車内嘔吐」が起きても、「日交では当たり前でも、KMではまだ(苦笑)」という光景を何度も見てきました。
最近で言えば前記した、車内嘔吐に対する一般乗用旅客自動車運送事業運送約款に追記して損賠償の明文化しました。
日交が比較的早い段階で運用を固めた一方、KMは後追いで、この「出だしの遅さ」は、果たして偶然なのでしょうか?。
結論から言えば、偶然ではありません。
その背景には、KM裁判の敗訴と、それによって固定化された社風がありますある様です(苦笑)。😱
【KM裁判が会社に残したもの】
何度か書いた事が有るKM裁判は、単なる労務トラブルではありませんでした。
- 歩合制の実態
- 「自由な働き方」という建前
- 現場慣行の正当性
これらが司法の場で否定されたという意味で、会社にとっては“経営思想そのものが否定された裁判”でした。🤷♀️
この敗訴以降、KMの判断基準は明確に変わって様で、物事が正しいかどうかではなく、裁判になった時に負けないかどうか?。・・・・・これが最優先事項になったと思います。
kmの残業代をめぐる裁判は、2021年2月までに4つの事件すべてで和解が成立しています。会社側が運転手ら約198人に対し、未払い残業代などとして約4億円の解決金を支払う内容で、最高裁の判断を受けて裁判所からの差し戻し後、最終的に合意に至りました。 ・・・・要は和解で4億円です。
【日交がkmより「先に動ける」理由】
日交は、業界最大手として又日交の会長の川鍋氏の出自からして、
- 行政との距離が近い
- 業界標準を作る側にいる
- 問題が出ても「調整」で済ませられる体力がある
そのため、まず決める→ 運用する→ 問題が出たら修正する、という先行型の意思決定が可能です。
多少のグレーがあっても、「業界慣行」にしてしまえる立場にあるのが日交です。
【KMが常に日交の後出しになる構造】
一方のKMは真逆です。
- 敗訴の記憶が強烈なトラウマになっている
- 労務・法務の発言力敗訴によりが極端に強くなった
- 現場判断より「前例」、「他社実績」を重視
その結果、
・他社で問題にならなかったか?
・行政から指摘されていないか?
・裁判になった実績はないか?
これらを全て確認してから動くので、だから、やる内容は同じでも必ず日交より出だしが遅れる事になります。
【車内嘔吐2万円問題は象徴的】
車内嘔吐は、
- 乗客責任か
- 事業リスクか
- 乗務員への転嫁は可能か
等々、法的にグレーな要素が多く日交は「業界では当然」というラインで整理しましたが、KMは「裁判で争われたら耐えられるか」を先ず先に考えた様で、
その結果、判断は同じでも、決断は遅れる事になります(苦笑)。
【現場から見える判断の遅さの正体】
乗務員から見れば、なぜ常にKMだけ遅い、なぜ同じことがすぐできないとなりますが、会社側から見れば、あの敗訴をもう一度繰り返すわけにはいかない、という防衛反応に。陥ってしまいます。
これは無能でも怠慢でもなく、敗訴によって形成された社風の様でです。
まとめ
KMが日交より出だしが遅れるのは、判断力の問題ではありません。
- KM裁判で一度、司法に否定された
- 以後、正解より安全圏を選ぶ会社になった
- その結果、常に「後出し」になる
車内嘔吐2万円問題は、その構造が最も分かりやすく表に出た例に過ぎません。
KMは正解を作る会社ではなく、正解になった後でしか動けなくなった会社の様です。この一文に、
現在のタクシー界隈のKMの立ち位置は集約されている様です。🤷♀️

