今回は「Googleマップのシェア率「99.4%」ってホント?」を書こうと思います。
とりま、皆さん、地図アプリって何を使ってます?・・・自分の周りの乗務員でIPHONEを使用している乗務員は結構な割合で、ほゞほゞ使用している地図アプリは「Googleマップ」が多い様に感じます。
何時かは覚えていませんが、「日本でGoogleマップのシェアが99.4%」・・・・そんなニュースを見た記憶が有ります。もし本当なら「ほぼ全員がGoogleマップを使っている」ということになりますが、流石にそこまで行くと国の「強制インストールレベル」で(笑)。
この調査は2022年に、お客様の声のDXサービスの「口コミコム」を運営する(株)MOVが、サイト地図アプリ・の利用動向意識調査を実施した結果だそうです。
但し、実際にはYahoo!地図やNAVITIME、Appleマップなどを使う人も確実に存在します。
・・・・ではなぜ、こんな極端な数字が出てきたのでしょうか?
そして、Googleマップがここまで圧倒的に支持される理由を考えたいと思います。
【なぜ99.4%は絶対的な事実ではないのか】
まず押さえておきたいのは、この数字がGoogle公式や公的機関の発表ではないという点です(苦)多くの場合こうしたデータは、調査元が非公開または限定的で、信頼性には疑問が残ります。さらに地図アプリにはGoogleマップの他アプリにも以下の様な確かなユーザーがる地図アプリも有ります。
- Yahoo!地図 … ポータルサイト経由の利用が多い
- NAVITIME … 有料会員を含め交通案内軽で根強い人気
- Appleマップ … 日本はiPhoneシェアが65〜70%(StatCounter調べ/2024年)と高いため利用者も一定数
つまり「99.4%」という数字は、あくまで一部の調査結果にすぎず、全体像を示すものではないのです。
【Googleマップが圧倒的に選ばれる理由】
それでも、Googleマップが「事実上の一強」であることは間違いありません。
その背景には次のような強みがあります。
- 情報量と地図の正確さ
細い路地や建物形状まで表示可能。施設情報、営業時間、口コミ、写真などが豊富で、更新頻度も高い。 - 高性能なナビゲーション
車・徒歩・自転車・公共交通機関に対応。リアルタイム交通情報を活用したルート案内や到着予想時間の精度が高い。 - ストリートビュー
360度写真で現地を確認できるユニークな機能。他アプリの追随を許さない範囲と更新頻度。 - Googleサービスとの連携
カレンダーやGmail、検索、YouTubeとシームレスに連携。予定に登録した場所をワンタップでナビ表示できる。 - 世界200カ国以上で使える対応力
海外出張や旅行でも強い。現地の言語や単位に自動で切り替わる利便性。 - APIによる外部利用
多くの企業やアプリがGoogleマップAPIを採用。配達アプリや観光サービスなどに広く浸透。
【他アプリとの違い】
Yahoo!地図やNAVITIMEのように、特定分野で優れたアプリはあるものの、総合力で見るとGoogleマップが圧倒的に優位な様です。
無料でこれだけの完成度を誇る地図アプリは他にありません。
【纏めると】
結局、「シェア率99.4%」は眉唾ものの数字かもしれません。(苦笑)ですが、Googleマップが日常生活に欠かせない存在であることは事実です。
実際、タクシー乗務員でさえ車載ナビとGoogleマップを併用し、複数ルートをGoogleマップで確認するほどです。
無料でここまで便利に使えるのは、まさに「神アプリ」(笑)。
・・・・国民的地図アプリと呼ばれる日も、そう遠くないのかもしれません。知らんけど(笑)。