「羽田空港でUberが専用乗り場を先行・・・・GOは地元アプリとして一歩譲る展開に(苦笑)

配車アプリ

今回は「羽田空港でUberが専用乗り場を先行・・・・GOは地元アプリとして一歩譲る展開に(苦笑)」を書こうと思います。

とりま、羽田空港のタクシー環境が、ついに“世界標準”へ動き出しました。
2025年10月、羽田空港第1・第2ターミナルの出発階(2階)に「アプリ配車・予約タクシー専用乗り場」が新設され、Uberがいち早く対応を発表しました。

一方、日本最大のタクシーアプリ「GO」は、これまで羽田空港での空港定額・配車を展開していたものの、今回の新設乗り場では明確な対応を示せていません。以前のGO利用時点では、おそらくですが、主に1階・到着ロビー前の従来型タクシー乗り場を使って配車をしていた可能性が高い様」です。

つまり、GOで配車した場合、アプリで迎車依頼→乗車地として「羽田空港 第1/第2ターミナル」を設定→対応するタクシーが来る→乗車場所は「1階・到着ロビー前タクシー乗り場」という流れが標準だったと考えられます。

アプリ時代の空港戦略で、UberがGOを一歩リードした格好です。

【羽田空港に「アプリ配車・予約タクシー専用乗り場」新設】

羽田空港第1・第2ターミナルの2階出発階)に、新たに「アプリ配車・予約タクシー専用乗り場」が設けられました。
第1ターミナルは
7番出口付近、第2ターミナルは2番出口付近に位置し、2025年10月22日から運用がスタートしていた様です。

この乗り場は、従来の「1階・到着ロビー前タクシー乗り場」とは異なり、配車アプリや予約タクシー専用の場所になる様です。
空港側も「アプリ配車・予約タクシーは1階ではなく、出発階2階の専用乗り場をご利用ください」と明示しています。

【Uberが“空港インフラ”でGOに先行】

この専用乗り場の設置に合わせて、真っ先に公式発表を行ったのが来訪客に強いUberです。
Uberの公式ニュースルームでは、「羽田空港第1ターミナル7番出口、第2ターミナル2番出口にてUber Taxi・Uber Reserveが利用可能」と明記されています。

これは、単なるアプリ対応にとどまらず、空港インフラとしてUberが正式にポジションを得たという意味で大きな出来事です。🤷‍♀️
日本国内の配車アプリGOが先に「空港利用サービス」を提供していたとはいえ、「専用乗り場」という物理的なアクセス点を押さえたのはUberが初めてです。
GOが地道に築いてきた空港利用実績を、Uberが一気に表舞台で抜いた印象です。

【インバウンド需要でUberが圧倒的有利か?】

背景には、急増するインバウンド(訪日外国人)需要があります。海外からの旅行客の多くは、すでに自国でUberを日常的に利用していて、アプリのUI=操作感や料金表示、支払い方法に慣れています。

そのため、「到着してすぐUberアプリで呼ぶ」という流れが自然に成立するわって訳です。

羽田空港がこの動線を整備したことで、外国人旅行客にとってUberは最も馴染みのある「安心な交通手段」になったと言えるでしょう。・・・知らんけど(笑)

言い換えれば、日本のタクシーアプリGOが積み上げてきた国内ユーザー基盤を尻目に、
Uberは「空港」という国際ゲートで存在感を一気に高めた形です。

【GOはターミナル対応で粘るが・・・・】

もちろんGOも、羽田空港を発着地とする空港定額サービスや、ターミナル指定での配車機能などをすでに展開しています。
アプリ内で「第1ターミナル」、「第2ターミナル」を選択でき、地元事業者と連携した精度の高い運用が強みです。

しかし、今回の「2階専用乗り場」には現時点でGO対応の明確な記載がなく、空港というシンボリックな場所ではUberに一本取られた印象が否めません。(苦笑)

GOとしても、この専用乗り場を今後どのように活用していくのかが注目されます。

【纏めると、空港戦略でUberが「ウーバーの見える形」の一歩先へ】

羽田空港の専用乗り場整備は、日本の配車アプリ市場にとって分水嶺です。GOが先にサービスを広げた「タクシーの配車アプリと言うソフト面」の先行を、Uberが乗り場と言うハードな面+国際認知度で上回った感じです。

円安のよるインバウンド客の利用増加、支払いのキャッシュレス化、そして「空港=Uber」という新しい印象づけて、これらが続けば、日本の配車アプリ業界にも新たな競争の波が訪れるのは間違いありません😱