今回は「相乗りタクシーはなぜ乗降場所が決められているのか・・・・これってタクシー(笑)」を書こうと思います。
とりま、配車アプリのGOが、東京湾岸エリアにて2024年12月より開始し2025年11月20日から『GO ECONOMY=ゴーエコノミー』へ名称変更しました。
抑々、タクシーに乗降場所が有る事GOの事体不思議場話ですが(苦笑)、公式では乗降場所は渋谷エリアの約700箇所に加え、東京都心エリアは従来の約400箇所から約4,000箇所とく拡大した様です。
最近上記した東京の他、各地で導入が進む「相乗りタクシー」や「AIデマンド交通」ですが、ところが実際に利用すると、
- 乗る場所が決まっている
- 降りる場所も指定されている
- 予約が前提
という仕組みになていて、「それならバスと違わないんじゃネ?」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?。
【仕組みの前提では相乗りタクシーは自由移動を想定していない】
まず押さえておくべき事は、相乗りタクシーが最初から通常のタクシー利用を想定していないという点です。
制度設計の段階で、
- 複数人利用
- 同時輸送
- 公共交通の代替
という目的が置かれていて、本来のタクシーの魅力の1つのドアツードアの自由輸送は、初めから外されています(笑)。
【料金設計の都合を自由にすると説明できなくなる】
タクシー運賃は本来、距離と時間によって個別に計算されます。
しかし相乗りでは個々の、
- 乗車地点が違う
- 降車地点も違う
- ルートがその都度変わる
という状態になります。その為このまま距離制運賃を適用すると、誰が、どこまでの料金を負担しているのかを公的に説明できません(苦笑)。
そのため行政は、
- 乗降地点を限定
- ルートを整理
- 定額・ゾーン制に近づける
という形で、料金を説明可能な形に固定したのです。
【バスとの関係・・・競合を避けるための制限】
もし相乗りタクシーが、
- どこでも乗れて
- どこでも降りられて
- しかも安い
となれば、当然、既存の路線バスは成立しません。そこで相乗りタクシーには、
- バスの停留所のような乗降ポイント
- 予約制
といった、バスに近い要素が組み込まれています。これは利便性の問題ではなく、交通行政上のバスとの衝突回避策で草です。
【現場感覚・・・責任はタクシーでも裁量はない】
タクシー業界の内部から見ると、相乗りタクシーは非常に歪に映ります。
- 車両はタクシー
- 免許もタクシー
- 事故責任もタクシー
にもかかわらず、
- 乗降の裁量はない
- サービス設計もできない
要は「責任だけはタクシーでも自由は公共交通以下(苦笑)」という構図ななります。
ここに強い違和感が生まれます。
【名称の混乱・・・相乗りタクシーとデマンド交通】
地域によっては、相乗りタクシーと同じ仕組みでも
- 相乗りタクシー
- デマンド交通
- AIオンデマンド
と呼び名が変わります。これは巷で言われている様な多様性ではなく、結果として制度として一本化できなかった結果です。
- タクシーと呼ぶと民業批判が出る
- 公共交通と呼ぶと新制度が必要になる
その場しのぎで名前を変えているに過ぎません。
【現在の相乗りタクシーという名称の違和感の正体は名前と中身が一致していない】
相乗りタクシーへの違和感は、利用方法の問題ではなく、「タクシー」という言葉が示すドアツードアへの期待と、乗降場所が既に決まっているという、実際の中身とタクシーという名称が噛み合っていないこと・・・・これが最大の原因です。
【纏めに代えて】
相乗りタクシーが今のタクシーより不自由なのは、タクシー事業者や乗務員のせいではありません草。
根本の原因は、タクシーの制度を流用して、タクシーではない役割=公的制度の中で薄めて実装したもライドシェエアを担わせている、その無理が、乗降場所の固定という形で表に出ているの訳です。😱


