今回は「なぜ都市型ハイヤーだけ講習?行政が問題視しているポイント 」を書こうと思います。
とりま、今年の3月4日に国交省の関東運輸局自動車交通部旅客第二課自動車監査指導部(長くて笑)から、「都市型ハイヤー事業者オンライン講習会」という講習会がが開催された様です。その内容は下のURLからどうぞ
表題からも分かる様に最近増殖(苦笑)を続けている「都市型ハイヤー」の事を議題にした講習会の様です。
言うまでも無く近年、配車アプリがかなり普及してきて、タクシーだけでなくハイヤーでも使われる場面が増えてきた様です。
スマホひとつで車が呼べるのは便利ですが、実はタクシーとハイヤーはルール的に同じ道路運送法で運用されていますが、その2つの性質は違います。
前記た様に、国土交通省が都市型ハイヤー事業者向けにオンライン講習会を実施したという話が出ていました。
タクシーと同じ道路運送法で管理されているのに、「なぜ都市型ハイヤーだけ?」と疑問に感じた方も多いのではないでしょうか?。
結論から言うと、都市型ハイヤー特有の運用が、制度の想定から少しずつズレてきているための様です。
今回は、タクシー配車アプリはハイヤーでも使えるのか、そのあたりを見て行きたいと思います。
【都市型ハイヤーの特徴】
まず前提として以前何回か書いた「都市型ハイヤー」とはタクシーとは役割が以下のように違います。
・事前予約が基本で間
・時間貸し(貸切)が基本で最低契約時間は2時間
・料金設計や契約の自由度が高い
といった特徴があり、本来は「計画的に使う移動サービス」です。
その一方でタクシーは、
・その場ですぐ乗れる
・短距離でも利用可能
・基本的に予約は不必要
という日常的な移動手段です。
この役割の違いが、今回の講習の背景を理解するポイントになります。
【問題視されているポイント】
現在、行政が問題視しているのは「違法付け待ちなどの明確な違法行為」というよりも、「制度のすき間を使った運用」方法です。
具体的には次のようなケースです。
・短時間・短距離の利用を繰り返す
・最低利用時間が形式だけになっている
・回送コストが見えない料金設定
・配車アプリを使った実質的な即時配車
これらは一見すると問題がないように見えますが、実態としてはタクシーとほとんど変わらない使われ方になっている場合があります。
つまり、「ハイヤーの形をしているが中身はタクシー」という状態です。
【なぜ都市型ハイヤーだけなのか】
では、なぜタクシーではなく都市型ハイヤーだけが講習の対象になるのでしょうか?。
理由は至ってシンプルで、都市型ハイヤーの方が自由度が高いからです。
タクシーはメーター制で料金や営業方法が厳格に決められているため、大きく逸脱することは難しい仕組みになっています。
一方で都市型ハイヤーは、
・時間の設定
・料金の作り方
・契約の見せ方
などに柔軟性があり、その分、グレーな運用ができてしまう余地が多分にあります。
そのため、行政としても重点的に注意喚起を行う必要が出てたようです。
【配車アプリとの関係】
特に最近問題になりやすいのが、配車アプリとの組み合わせです。
っえ、アプリでハイヤーが呼べるの?と思った方もいると思いますが・・・呼べます。
本来ハイヤーは予約が前提ですがハイヤーは配車アプリを使う事も可能でイヤーは予約が前提ですがハイヤーは配車アプリを使う事も可能で、ウーバーではUber Premiumなどでハイヤーを呼ぶ事出来き、GOでは GO PREMIUM=ゴープレミアムがこの様なサービスに該当します。
なので、アプリを使うことで、
・すぐに車が来る
・短距離でも利用できる
といったタクシー的な使い方が可能になっています。
これが進むと、実質的にはタクシーと同じ役割になってしまいます。
見た目は「予約」でも、中身が即時配車であれば、行政としては問題視せざるを得ません。
【行政の本音】
今回の講習の一番のポイントはここです。
行政が見ているのはタクシーとハイヤーも形式的違いではなく運用実態です。
・予約になっているか
・時間貸しになっているか
といった表面ではなく、「実際の運用がハイヤーの貸切サービスとして成立しているか」を見ています。
言い換えると、
「ハイヤーの皮をかぶったタクシー営業になっていないか?」という点です。
【纏めると】
都市型ハイヤー向けの講習が行われた背景には、違法行為の増加というよりも、「ルールの範囲内でタクシーに近づいてしまっている運用」の広がりがる様です。
設計自由度が高いサービスの都市型ハイヤーであるがゆえに、使い方次第で制度の境界が曖昧になってしまうのが現状です。
今後は、タクシーじゃなくハイヤーだとと言う見せ方よりも中身、つまり運用実態がより重視される流れになっていくでしょう。😱🤷♀️🚗🌿

