京成タクシーが導入した「ガーゼで拭くだけの薬物検査」が話題に。業界初の安全管理として注目される一方、やりすぎとの声もあります。本記事では背景や狙いをニュース+考察型で整理します。
最近、千葉県船橋市にある京成電鉄系の京成タクシーセントラル株式会社が、ちょっと気になる取り組みを始めた様です。 それは乗務員の薬物使用をチェックするために、「ガーゼで拭くだけで分かる検査」を導入したというニュースです。・・・マジっすか~(笑)🤷♀️
一見すると「安全意識系が高い会社だな~🙂」と思う一方で、どこか引っかかる人も多いでしょう。
「なぜ、そこまでやる必要があるのか?」・・・・「まさか、過去に何かあったのでは?」と思った人は少なからずいる様な気がします。・・・・知らんけど(笑)
タクシー会社が乗務員の安全管理を強化する流れは理解できますが、ここまで踏み込むと、「安全対策」なのか「監視体制」なのか、その境界が少し曖昧になってきます。
今回は、その「ガーゼ検査」導入の背景と、業界全体の動きを無い頭で考えたいと思います。(苦笑)
【安全か?やりすぎか?】京成タクシーセントラルが導入した“ガーゼで拭くだけ”の薬物検査
この会社では、ドライバーの薬物使用リスクに備え、従来の尿検査方式ではなく、「ガーゼで皮膚を拭き取るだけで検査ができる」という新しいタイプの検査を取り入れたそうで開発したのは東京品川区南品川に本社を置く株式会社ネクストリンクと言う会社で、検査料金は1回税込6,600円だそうで、検査出来る薬物は16種類有るそうです。
【トイレ立ち合い不要の「新方式」】
この検査は、尿検査のようにトイレで採取する必要がなく、ドライバーの腕や手のひらなどをガーゼで拭き取るだけだそうです。
不正がしにくく、短時間で結果が出るというメリットがある反面、検出できる薬物の種類は16種になりますが正確性は限定的とされている様です。
とはいえ、タクシー会社の現場では「尿検査だと監視が必要」、「プライバシーの問題がある」、「手間がかかる」などの課題が多く、この新方式は現実的な折衷策とも言えそうです。
【トイレ立ち合い不要の「新方式」】
しかし正直なところ、こうした検査を導入したと聞くと、世間の多くはこう思うでしょう。・・・・「もしかして、過去に薬物で捕まった乗務員がいたのでは?」・・・っと。
つまり、「何もなければ、そこまでしないはず」という印象を持つのが普通です。 企業としては「未然防止」と説明するでしょうが、逆に「そこまで社員を疑うのか」と反発を招く可能性もあります。
・・・・・安全管理と信頼関係は、常に紙一重です。(苦笑)
【自治体の奨励は本当にあるのか?】
自分はネットの海で調べましたが、「自治体が薬物検査の導入を奨励している」という明確な公的情報は見つかりませんでした。
現状では、あくまで企業の自主的な判断による導入のようです。
ただ、近年は国交省や自治体が「運転者の健康・安全管理」を監査項目として強化していて、その流れの中で「薬物検査の導入を検討する会社」が増えているのも確かな様です。
行政が直接奨励しているわけではなくても、行政に見られているという意識が背景にあるのかもしれません。
【纏めると】
ガーゼで拭くだけの薬物検査。確かに効率的で、現場の負担も少ない画期的な方法です。しかし、導入の背景には「安全対策」という名の企業の不安心理が透けて見える様な気がします。
もし本当に何も起きていないのなら、ここまでの検査は必要ないはずです。
結局のところ、タクシー業界が信用で走る商売である以上、 会社も乗務員も、互いに疑心ではなく信頼で動ける環境を整えることが一番の安全対策なのかもしれませんネ・・・・知らんけど(笑)。
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