今回は「ついに GOが東証に上場申請した!」を書こうと思います。
とりま、以前にGOが上場申請の準備に入っている事を書いた記憶が有ります。
タクシー配車アプリ「GO」が東証への上場を申請したというニュースを見て、少し驚いた方も多いのではないでしょうか。Yahoo!ニュースでは、「タクシー配車アプリのGOは、東京証券取引所への株式上場で時価総額2000億円前後を目指す方針を固めた。上場時期は6月中旬で、早ければ来週にも新規株式公開(IPO)の詳細を発表する(原文ママ)」という記事が5月8日の記事に掲載されています。
今ではスマホで簡単にタクシーを呼べる時代になりましたが、数年前のコロナ禍以前は、根配車アプリは「赤字を垂れ流している危ういIT事業」という見方も少なくありませんでした。
実際、GOは大規模なクーポン配布を繰り返し、一時は一般家庭のポストに無料乗車券が投函されるほどの攻勢をかけていました。
業界内でも「あれはやり過ぎだ」と顰蹙を買っていた記憶があります。利用者側からすればありがたい反面、「本当にこんな商売が成り立つのか?」と感じた人も多かったはずです。
さらにGOを支えていたDeNAにとっても、この事業は決して軽いものではありませんでした。広告宣伝費やシステム投資が重く、赤字が長く続いたことで、経営への負担を懸念する声もありました。実際に分社化まで行われた経緯を見れば、当時の苦しさは相当なものだったのだと思います。
だからこそ今回の上場申請には、「あのGOがここまで来たのか!」という感覚があります。
【なぜ車を持たない会社が高く評価されるのか】
配車アプリ会社の評価は、昔ながらの企業価値の感覚では理解しにくい部分があります。
例えば製造業なら、
・工場
・土地
・設備
・在庫
といった「目に見える資産」が価値の中心になります。しかしGOのような配車アプリ企業は違います。GOが持っているのは大量のタクシー車両ではなく、「利用者の流れ」そのものです。
スマホで「タクシーを呼ぼう」と思った時、多くの人がまずGOを開きます。この配車アプリを使う「習慣」や「ネットワーク」に価値があるのです。
利用者が増えれば乗務員も集まり、乗務員が増えれば配車は速くなります。便利になるからさらに利用者が増える構造になります。この循環が強い業界では、一度シェアを取ると後発が追いつきにくくなります。それが全国シェア7割の今のGO って事です。
投資家たちは、現在の利益だけでなく、「将来どこまで強い移動インフラになれるか」を見ているのだと思います。
【100億円投資で1350億円評価の意味】
以前、Goldman SachsがGOに100億円を投資し、その時の評価額が1350億円だったという報道がありました。
この数字だけを見ると、「そんな価値が本当にあるのか」と感じる人もいるでしょう。
ただ、これは「会社を全部売った価格」ではなく、投資家が会社の数%を100億円で取得したことで(GOの場合は約7%)「会社全体なら1350億円くらいの価値がある」と逆算された数字です。
つまり市場が、 「GOは将来それくらい大きくなる可能性がある」 と見た結果でもあります。
もちろん、それが絶対に正しいとは限りません。未上場企業の評価額は期待で大きく上下しますし、将来利益化できなければ、一気にしぼむこともあります。
ただ少なくとも、かつて「クーポンばら撒き作戦企業」のように見られていたGOが、今や東証上場を目指す存在になったことは、日本のITサービスの歴史として非常に興味深いことです。
【DeNA色の強さも成功要因か】
GOには、従来のタクシー会社とは違う「ネット企業らしさ」が色濃くあります。
これはやはりDeNAの影響が大きいのでしょう。・・・
普通のタクシー会社なら、利益を削ってまで大規模な利用者獲得を行うのは簡単ではありません。しかしDeNAには、ゲームやネットサービスで培った「先にユーザーを取り、市場を押さえる」という発想が最初からあった様です。
赤字でも先行投資を続け、利用者基盤を広げる。その考え方がGOにも持ち込まれたように見えます。
だから市場はGOを単なる「タクシー配車アプリ」ではなく、将来的な移動プラットフォーム企業として見ているのかもしれません。・・・知らんけど(笑)4
今回のGOの上場申請は、単なるIPOニュース以上に、「日本でもプラットフォーム企業が本格的に育つのか?」を試す出来事のように感じます。
GO・・・・・ネ~(苦笑)😱

