今回は「自由度を上げ過ぎて問題噴出の都市型ハイヤー草」を書こうと思います。
とりま、昨日も「都市型ハイヤー」の事を書いたので2日続けて書いて自分でも草が生えます。WWW🌿🌿🌿🌿・・・まあ~それだけ書く事がないって事です。(苦笑)
昨日も書いた様に、国土交通省が都市型ハイヤー事業者向けに講習会を行いました。
タクシーと同じ法律で管理されているにも関わらず、「なぜハイヤーだけ?」と感じた方もだけでは無いと思います
結論から言うと、都市型ハイヤーは“問題があるから作られた仕組み”ではなく、「ハイヤーを便利にするために自由度を上げる仕組み」を作った結果、問題が出てきた”というのが実態の様でです。
【都市型ハイヤーはなぜ生まれたのか】
都市型ハイヤーは、インバウンド需要やIT化への対応を目的に前記した様に、従来のハイヤーよりも柔軟に使えるように制度さ設計されました。
・最低2時間の時間貸しで自由に使える
・料金設計の自由度が高い
・配車方法も柔軟
こうした特徴によって、これまで対応できなかったニーズに応えられるようになりました。
つまり本来は、「タクシーではできないサービスを補う存在」として期待されていたわけです。
【ですが、自由度が高すぎた結果】
しかし、この“自由度の高さ”がそのまま現在の都市型ハイヤー問題につながっていきます。
現場では次のような運用が増えているそうです。
・短時間、短距離の繰り返し利用
・最低利用時間の形骸化
・回送を含めた不透明な料金設定
・配車アプリによる即時配車
一見すると問題ないように見えますが、実態としてはタクシーとほぼ同じ使われ方になっているケースも少なくありません。🤷♀️
つまり、「ハイヤーの形をしたタクシー」又は「なんちゃってハイター」です(笑)。
【なぜこうなったのか】
理由は至ってシンプルで、・・・
自由に運用できるなら、効率のいい使い方に寄っていくのは当然だからです。
要は、ハイターなのにタクシーと同じ様に
・短距離でも取りたい
・空車時間を減らしたい
・アプリで回転率を上げたい
タクシー事業者としては合理的な判断ですが、ハイヤーではその結果として制度の境界が崩れていきました。
【配車アプリが加速させた変化】
特に影響が大きいのが配車アプリです。
本来ハイヤーは予約が前提ですが、アプリを使えば ウーバーヤーは予約が前提ですが、アプリを使えば Uberの「プレミアム」GOプレミアムGOプレミアムハイヤーになります。
・すぐ呼べる
・近くの車が来る
・短距離でも成立する
といったまるでタクシーと同じ使い方が可能になります。
ここまで来ると、利用者から見ればタクシーと違いが分からなくなります。
【国交省の行政が見ているポイント】
国土交通省が問題視しているのは、「違反かどうか」ではなく、見ているのはもっとシンプルで、
「その運用方法がハイヤーの貸切サービスとして成立しているか」という点です。つまり、
・形式上は予約になっている
・時間貸しになっている
これだけでは不十分で、実態がタクシーと同じなら意味がありません。
つまり、「見せ方ではなく中身=実態」を見ています。
【都市型ハイヤーだが実態はタクシーな事例】
実際に現場で起きている典型的なケースを挙げると分かりやすいです。
例えば、
・アプリで「予約」扱いになっているが、実際は5〜10分で車が到着する
・最低2時間契約になっているが、実際の利用は15〜20分程度で終了
・料金は2時間分だが、実態は1回の短距離移動
・同じ車両が短距離案件を連続してこなしている
こうした運用は形式上はハイヤーでも、使われ方としては完全にタクシーです。
利用者から見ても「少し高いタクシー」でしかなく、本来の貸切サービスとは別物になっています。
又、都市型ハイヤーの特徴の一つが、回送料金を表に出さず、時間料金に内包する仕組みです。普通のハイヤーは出庫してから帰庫するまでの回送料金を含めた料金です。
例えば「2時間貸切」と表示されていても、その料金の中には営業所からの回送時間や帰庫時間が含まれている場合があります。
この仕組み自体は問題ではありませんが、利用者から見ると「何に対して料金を払っているのか」が分かりにくくなります。
さらに誤解されやすいのが、「回送がある=実際の利用時間が短くなるのではないか」という点です。
しかし実際には、利用者は契約した2時間をそのまま使うことができ、回送時間によって利用時間が削られることはありません。
つまり、時間は減っていないにも関わらず、料金の中身が見えにくいことで、不信感や誤解が生まれやすい構造になっています。
この「見えないコスト構造=回送料金」が、都市型ハイヤーの分かりにくさの一因となっています。
【講習が行われた理由】
今回の講習は、違反事業者を取り締まるというよりも、
「このままでは制度が崩れる」という危機感から行われているものです。
都市型ハイヤーに自由度を持たせた結果、タクシーとの境界が曖昧になり、その整理が必要になってきたということです。
【まとめ】
都市型ハイヤーの問題は、制度の欠陥というよりも都市型ハイヤーが成功しすぎ事業者や都市型ハイヤーの台数が増えたたことによる歪みです。
ハイヤーの便利さを追求した結果、タクシーとの違いが分かりにくくなり、都市型ハイヤーの役割の整理が必要になってきました。
今後は、形式ではなく実態がより重視される流れになっていくはずで、実際、都市型ハイヤーの取締りも定期・臨時監査 、又、・利用者トラブル ・同業者からの情報 ・タクシー側からの指摘なでで、ここから監査に入るケース多いそうです。
ハイヤーはハイヤーとしての価値を保てるのか・・・・その分岐点に来ているのかもしれませんネ。🤷♀️

