今回は「万博ライドシェア=なにわモデルは万博終了後どうなるのか?」を書こうと思います。
とりま、大阪で現在行われている万博の残り期間が1ヶ月を切りました。「大阪らしいやり方」っちゃっそうでうですが、実態は「万博のためだけ」に突貫で作られた制度の様です。(苦笑)。それが「なにわモデル」と呼ばれる万博ライドシェアです。半年間だけのド派手な花火を打ち上げた後、その煙の中で何が残るのか?。利用者もドライバーも、そしてタクシー業界も固唾をのんで見守っている様です。
【なにわモデルとは?】
本来の日本版ライドシェアは、地方の過疎地や深夜早朝に限って「タクシー不足を補うため」に認められた制度ですが、ところ大阪万博に合わせて、大阪府全域で24時間という大盤振る舞いの特例が誕生しました。要は「人が足りないから、今だけ何でもアリでいこう」という割り切り策の様で(笑)。
【なぜ特例が必要だったのか・・・】
半年で数千万人が押し寄せると見込まれる万博、タクシー業界だけで回るはずがない?・・・そんな現実に直面して、急ごしらえの今回の「なにわモデル」が生まれました。もっとも、普段からライドシェア全面解禁を渋っていた国や特にタクシー業界が、イベント前には急に手のひらを返したのも「いかにもですよネ~」な話です。
【万博終了後の扱い】
結論から言えば、万博が終われば「なにわモデル」も幕引き?。府内全域・24時間ライドシェアは消え、元の日本版ライドシェア=限定的な運行に戻る見通しだすでうす。祭りが終われば屋台は片付けられ、普段通りの閑散とした通りに戻る・・・そんな光景を想像すれば分かりやすいでしょう?。
【日本版ライドシェアとの違い】
普段の日本版ライドシェアは、「不足がある場所や時間」に限られています。平日の昼間に街中を自由に走れるわけではなく、ましてや府域全域・24時間フル稼働なんて夢のまた夢(笑)。それを一時的に解禁したのが今回の「なにわモデル」で、あくまでお祭り用の特例です。
【今後の可能性はい如何に?】
大阪府も国も「効果を検証して制度改善に生かす」と言っています。つまり「データを取ってから考えます」というお役所定番のセリフです。ただ、万博中に便利さを体験した市民や観光客から「このまま続けてほしい」という声が上がれば、部分的な営業時間やエリア拡大が恒常化する可能性もゼロでは無い様な気がしますが・・・・どうなんでしょう?。
【纏めると】
「なにわモデル」は万博のための打ち上げ花火で、終われば消える・・・知らんけど(笑)
- 普通に残るのは従来型の唯の日本版ライドシェア(苦笑)
- 但し「万博で味をしめたら」一部の拡大は制度改善として残るかも?
結局のところ、万博後に残るのは「制度改善」という名の玉虫色の着地点・・・・大阪らしいノリと勢いで広げた風呂敷を、どう畳むかが見ものです。(笑)
さてさて、どうなら事やら見ものです。(苦笑)