今回は「newmo、ライドシェア全面解禁を待っていたら、なぜかタクシー会社になっていた話(苦笑)」をかぅと思います。
とりま、 newmoは、「利用者視点に立ったサステナブルな地域交通」の実現を目指し、2024年1月に設立されたモビリティスタートアップ企業です
だいたいのスタートアップは「未来はこうなるはずだ」と思って動いていて、ニューモも例外ではなくて、「ライドシェアはそのうち全面解禁されるんじゃネ」という前提にしっかり乗っかって、20225年7月までに約199億円を調達しています。
ここまではよくある話です。問題は、その「そのうち」が来なかったことです。(笑)
正確に言うと、ちょっとだけ来ましたが、ただし想像していたライドシェア前面解禁せはなくて、タクシー会社の管理下でしか動けないという、だいぶ窮屈な形で来ました。
【ライドシェアのドアは開いたけど、チェーンは外れていなかったやつです】
これ、スタートアップ的には一番困るやつで、前提がズレた、でもゼロではない。
やめるほどでもないし、このまま突っ込むと詰むので危ない。
・・・・だいたいここで空気が微妙になります。(苦笑)
【普通はここで「ちょっと様子見」が入ります】
でもニューモは様子を見ませんでした。「じゃあライドシェアが無理なら金も有る事だからクシー会社になればいいんじゃネ?(笑)」です。全く様子見していません。
この発想、シンプルなんですけどちょっと怖いです。
ルールが気に入らないなら変える、ではなくて、ルールの内側に入る。・・・しかもかなりのスピードで。気づいたらプレイヤーだったはずがタクシーの運営側に座っている感じです。
実際に大阪では、岸交、未来都、神奈川では京急タクシーグループのタクシー事業も買収していますし、「ライドシェアの会社」というより、だいぶ「タクシー会社」寄りになってきています。(苦笑)
【やりたかったことと、やっていることがじわっとズレていきます】
最初は「タクシーより安くて便利な移動」を目指していたはずなんですが、今やそのタクシーを自分で運営しています。何ともまあ皮肉な結果です。😱
これ、負けなのかというと、そうとも言い切れません。
むしろ日本だと、Uberみたいに外から壊しにいくと普通に止められるので、中に入るのはかなり筋がいい動きです。要は「中の人」になる事です。
ドアが開かないならどうするか・・・・ならば横から入るのではなくて、家ごと手に入れる。そういう解き方です。
【ただし、どうしても残る違和感があります】
・世界を変える → 業界に入る
・規制を壊す → 規制に適応する
・新しい仕組み → 既存の運営
この newmo の変化、静かなんですけど、なかなか大きいです。
【それでもこの話が面白いのはここからです】
もし本当に将来、全面解禁が来たとします。
そのとき一番強いのは誰かというと、すでにタクシー事業を持っていて、現場も制度も分かっているプレイヤーです。
つまりニューモは今、「一回詰んだように見えて、ちゃんと次の局面に駒を置いている」状態だったりしますが、問題は本当に次の局面が来るのか来ないのか?
【スタートアップはたまに、きれいに失敗しません】
ちょっと外して、でも完全には外さなくそのまま形を変えて残ります。
ニューモもたぶん、そのパターンです。
少なくとも言えるのは、「ライドシェア全面解禁と言う未来に賭けた会社が、途中からタクシー会社を買いに走った・・・要は、現実を取りにいった」ということです。
きれいな話ではないですが、こういう方がだいたい楽天みたいに気づいたら全部やっています🤷♀️😱
