今回は「東京の水素タクシーは本当に200台走っているのか?S.RIDEキャンペーンから見えた違和感」を書こうと思います。
とりま、2025年9月3日に東京都は、燃料電池自動車≓水素自動車を採用した商用交通機関など「水素を使う」取り組みを加速させるための官民連携プロジェクト「TOKYO H2」を発表しました。
最初のプロジェクトとして、全国初となる燃料電池タクシー=水素タクシーの運用を開始したそうです。
で、現在東京で進められている水素タクシーの目標は200台と聞くと順調に広がっているように見えますが、実際の街の感覚や最近の動きを見ると、少し違う景色が見えてきます。
S/RIDEが5月1日から行っている、タクシーアプリ「S.RIDE®」、水素タクシー指名配車で乗るたび1,000円分のポイント還元キャンペーンを開始、当記事を見ると太っ腹なキャンペーンと言うより、水素タクシーの指名配車自体が難しいので太っ腹キャンペーンの様です。(苦笑)
【水素タクシー、そんなに走っている?】
東京都が進めている水素タクシー。2025年度末までに約200台という目標が掲げられていたものの、最近の状況を見ていると、自分は東京の乗務員では無いので分かりませんが、ネットやタクシー関係にの物をン見ていても、どうもその数字の実感が湧きません。
街中で見かけたことがあるかと言われると、正直ほとんど分かりませんが、意識して探せばいるのかもしれませんが、「普通に走っているタクシー」という感覚とは少し違う気がします。
【見えている台数はかなり限定的】
はっきり確認できる動きとしては、2025年9月に数台で運行が始まったことに加え、クラウン FCEVを使ったタクシーが都内の会社7社に1台ずつ、合計7台導入されたという話があります。
その7社名の具体名は、日本交通、国際自動車、飛鳥交通、帝都自動車交通、東都自動車、大和自動車交通、小松川タクシーの様です。
この規模感を見ると、一気に広がっているというより、「まずは色々試している」段階に見えます。
もし本当に100台単位で増えているなら、もう少し別の形で話題になっていそうな気もします。
【S.RIDEのキャンペーンに感じた違和感】
個人的に引っかかったのは前記した、S.RIDEで水素タクシーに1000円乗車キャンペーンが出ていたことです。
これ、よく考えると少し不思議です。台数が十分にあって普通に使われているなら、ここまで強めの割引を付けなくても自然に乗られるはずです。
むしろ「狙って呼ばないと乗れない」くらいの希少さがあるからこそ、こういう施策が必要になっているようにも見えます。
【インフラの壁もありそう】
水素ステーションの数や使い勝手も、まだ発展途上という印象があります。
タクシーは稼働時間が長い分、燃料補給のしやすさがかなり重要になりますが、その点で制約があると台数を一気に増やすのは難しそうです。
このあたりは外からは見えにくい部分ですが、じわじわ効いていそうです。
【200台という数字との距離感】
こうした点を踏まえると、「200台」という目標は少し先の話で、現状はそこに向かう途中、あるいはまだその手前の段階にあるように感じます。
実際のところ、数としては10台台から多くても数十台くらいなのでは・・・といった印象を受けますが、このあたりは公式に細かく出ていない分、どうしてもぼんやりした見え方になります。
【いまは“広げる前の段階”かもしれない】
水素タクシー自体は、環境面でも技術面でも意味のある取り組みだと思います。
ただ、現状を見る限りでは、「すでに普及している」というよりは、「どう広げるかを探っている途中」という雰囲気の方がしっくりきます。
今後一気に増えるのか、それとも別の方向に進むのか。このあたりは、もう少し時間をかけて見ていく必要がありそうです。🤷♀️
