今回は「なぜUDタクシーにレベル2車両が存在しないのか?」を書こうと思います。
とりま、 UDタクシー=ユニバーサルデザインタクシーの認定制度は2今から16年前の2012年3月、国交省が「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定制度」を開始して、第1号の認定車両は・・・今は無き(苦笑)「NV200タクシー」が初の認定を取得しました。
なので、 UDタクシーの制度ができてからそれなりに時間が経っていますが、いまだに「レベル2」に該当する車両は実質的に存在していません。(苦笑)・・・現場で走っているのは、ほとんどがレベル1車両で代表例でいうと トヨタ JPN TAXIです。
UDタクシーは当初は、レベル1、レベル2だけしかなくて、新しい認定基準の「準1」は、2024年4月に新設され、トヨタの「シエンタ ウェルキャブ仕様タイプ1」が最初に認定され、その後、日産のセレナやNVバネットの「チェアキャブ」仕様も認定されました。
・・・・そこで当初のレベル2はどうした問題が頭に浮かぶのは自分だけでしょうか?
当初の規格より下位の準一レベルを設けるのの未だレベル2のUD車両は14年間認定が無いまま時間だけが過ぎてしまっています。(苦笑)🤷♀️
って事はレベル2は何だったのか、という話になりますよネ。・・・・知らんけど😱
【レベル2は作るためではなく示すためだけの物だった疑惑(苦笑)】
まずここを勘違いしやすいんですが、レベル2って最初から「すぐ商品化する前提」で作られた基準ではないんではないって事す。
どちらかというと、「将来こうあるべきですよね」的なという「理想の形」を先に置いたものの様です。
なので極端な話、車が存在しなくても制度としては立派に成立してしまいます。(苦笑)
【技術的には作れる。でも商売として成立しない】
よく「技術的に無理だからないじゃネ?」と思われがちですが、実はそうではありません。
例えば トヨタ アルファード のような大きい車をベースにすれば、車いす対応をかなり強化した車両を作ること自体は可能です。
ただし問題はそこから先で、レベル2で求められるのは、
・低い床
・ゆるいスロープ
・介助しやすさ
といった全部盛りのUD車両のフルセット性能です。
これをタクシーとして成立させようとすると、
・車体設計の大変更
・コストの増加
・使い勝手の悪化
が一気に出てきます。アルファードはおいきな空間を誇り荷室も充分大きく適合しそうなものですが、残念な事にアルファードは
は床が高いので
→ ゆるいスロープにすると長すぎる
→ 短くすると角度が急になりレベル2不適合
・低床設計ではない
→ レベル2の前提の低床+フラットと合わない
・乗り込み構造が段差前提
→ ステップあり=そのまま乗り込めない
・車いす乗車が“後付け対応”
→ 最初から最適化されていない
・スロープの取り回しが非現実的
→ 長い・重い・展開スペースが必要
・車体構造を大きく変えないと対応不可
→ 実質「別の車」になる
要は、アルファードは車格的にレべチではなく、UD車両と設計思想が違うって事だけです。
つまり「作れるけど商売にならない」という状態がアルファードがレベル2にならい理由になります。
とう事は、レベル1・準1なら成立す絵うんじゃネと言う問いが浮かびます。」結果として、詳細は長くなるので省きますが、レベル1/準1は現実に合わせた基準なので・アルファードでも対応可能な範囲なので「多少無理があっても成立する設計」になり、 だから実際の現場ではこのレベルに収まる様です。
【タクシーという仕事との相性が悪い】
ここが一番大きいポイントです。
タクシーって、
・どれだけ回せるか
・どれだけ稼働できるか
・初期コストを回収できるか
で成り立っています。
でもレベル2仕様にすると、
・乗り降りに時間がかかる
・車両代が高くなる
・扱いが複雑になる
と、全部逆方向に行きます。
結果として、「理想的だけど誰も使わない」という状況になります(苦笑)。
要は、タクシー会社は準一やレベル1でUDタクシーは充分じゃネって思っているって事です。
【では準1を新設させた理由はなに?】
ここでよく言われるのが「じゃあなんで準1なんて作ったの?」という疑問です。
これはシンプルで、「完璧じゃなくてもいいから、とにかくタクシー会社に導入してほしい」とい行政の現実的な判断です。
レベル2は遠い、レベル1でも厳しい、という現場に対しての逃げ道ですネ。
一見矛盾しているようで、実はかなり現場寄りの設計の様です。
日産 セレナ e-POWER は以前は「レベル2相当と言われることがある車」で、福祉車両仕様(スロープタイプを見るとい以下のように
・室内が広く車いす+同乗者の余裕がる
・後方からの乗車が可能
・比較的ゆるいスロープ設定ができる
・電動化で発進がスムーズで介助しやすい)
なので、体感的な使いやすさはレベル2に近い様ですが、
・低床専用設計ではない
・床が高め(ミニバン構造)
・スロープ長に限界がある
・タクシー運用前提ではない
と言った理由で UDタクシー基準としてのレベル2野」基準は満たしません。
【結局、足りないのは動く理由】
じゃあなぜ今でもレベル2が出てこないのか?が疑問点になります。
一番大きいのはこれです。
・街に強レベル2の強い需要があるわけでもない
・採算が取れるわけでもない
・メーカーが本気で作る理由もその気がない(笑)
この3つが揃わない限り、レベル2は動きません。
制度だけでは車は生まれないって言う事です。
【まとめ】
UDタクシーのレベル2は、
「存在しない失敗作」ではなくて、「まだ現実が追いついていない理想形」の様です。
そして現場は、ちょうどいいバランスのところで今のUDタクシーレのベル1は一般タクシーとして使用できるJPN TAXIに落ち着いています。
結果、制度は先に進んでいるけど市場と運用はそこまで行っていない。
・・・・そのズレが、今の状況をそのまま表している様でです。😱
UDが誕生してから15年も経つのに誕生していなレベル2のUD車両・・・まだ現実が追いついていない理想形としては理想にしても15年は時間が経ちすぎじゃネ😱

