今回は「タクシーは本当に「誰でも年収1000万円」なのか?メディアの書き方に感じる違和感」を書こうと思います。
とりま、最近、タクシー業界についての記事やYoutubeを見ていて、少し気になることがあります。
それは「タクシードライバーは今や稼げる仕事」とか「未経験でも年収1000万円可能」といった表現で草です。
配車アプリの普及によって環境が変わり、以前より収入を伸ばしやすくなったという話は確かにありますが、しかし、その内容がまるで全国どこでも同じように当てはまるかのように書かれているのを見ると、少し違和感を覚えるのも正直なところです。
【タクシーは稼げる仕事と言われる理由】
コロナ禍明けのここ数年、タクシー業界が「稼げる仕事」として紹介されることが増えました。
その背景には、配車アプリの普及があります。以前は駅で待つ、街中を流すといった営業が中心でしたが、アプリによって近くの乗客とマッチングできるようになりました。その結果、空車時間が減り、未経験のドライバーでもお客さんを見つけやすくなったと言われています。
コロナ明け直後後は横浜でも1日数十本のアプり配車が有った時も有った時も有りました。この時業界に入った人は、「タクシーってこんなに簡単に稼げれるダ~」と思った人も多かったと思います。
こうした変化によって売上を大きく伸ばすドライバーも出てきました。その成功例がメディアで取り上げられることで、「タクシーは今や高収入の仕事」というイメージが広がっているのだと思います。
【年収1000万円が狙えるのはどこか】
ただし、年収1000万円という数字が現実的に狙える地域はかなり限られています。現実的代表的なのは東京や大阪といった大都市圏です。
人口が多く、人の移動量も多いため、タクシーの需要が常にあります。終電後の深夜需要や繁華街の利用、観光客やビジネス客などが重なり、比較的安定して乗客を見つけることができます。
さらに配車アプリの普及によって空車時間が減り、効率よく営業できるようになったことも収入を押し上げる要因になっています。
ただし東京や大阪の大都市圏で、それでも年収1000万円に届くのは上位ドライバーが中心であり、長時間勤務や夜勤を含めた努力が必要になるケースが多いのが実情です。
【地方都市では事情がかなり違う】
一方で、地方都市では状況がかなり異なります。まず人口密度が低く、そもそもタクシーを利用する人の数が多くありません。
都市部のように次々と乗客が現れるわけではないため、どうしても空車時間が長くなりがちです。
また地方では自家用車が移動手段の中心になっている地域も多く、日常的にタクシーを利用する人はそれほど多くありません。深夜の繁華街も都市部ほど大きくないため、夜間需要も限られてきます。
そのため地方では、年収350万円から500万円程度、良くても600万円前後というのが現実的なラインだといわれています。
もちろん会社や地域によって差はありますが、都市部で語られる高収入の事例とはかなり状況が違うのです。
【成功例だけが広がっている印象】
それにもかかわらず、メディアや求人広告では東京などの高収入事例が強調されることが多く、「今はタクシーが稼げる時代」といった形で紹介されがちです。その結果、成功例が業界全体のように見えてしまうことに繋がるのではないでしょう?。
もちろん、タクシーという仕事そのものが悪いわけではありません。むしろ配車アプリやキャッシュレス決済の普及によって、以前より働きやすくなった面も多いのは事実です。
ただ、「稼げる可能性がある」という話と、「誰でもどこでも稼げる」という話は、似ているようで実は大きく違います。タクシー業界に職を求め高収入を狙うなら、成功例だけでなく、地域ごとの需要や実情にも目を向けていく必要があるのではないでしょうか?。😱😒

