ニューヨークではUberもイエローキャブも同じ「TLCライセンス」が必要

ライドシェア

今回は「ニューヨークではUberもイエローキャブも同じ「TLCライセンス」が必要」を書こうと思います。 

とりま、自由の国の象徴的なアメリカで「ザ、アメリカ」的な場所がニューヨークだと思います。 

よく日本のライドシェアと比較されるのがニューヨークの Uberで、ネットなどでは非常に良かったので日本に導入されないのは何故?といった記事を見ます。 

で、ニューヨーク市()では、Uberのようなライドシェアサービスの運転手と、昔ながらのタクシーのイエローキャブの運転手は、まったく別の資格で働いていると思われがちです。ですが実際には、どちらもニューヨーク市の交通当局である=TLTaxi and Limousine Commissionが発行する「TLCドライバーライセンス」を取得しなければライドシェアの営業できません。 

【Uberだけ特別な免許ではない】

 日本では「Uber=一般人が空き時間に車を使って働くサービス」というイメージを持つ人も少なくありません。しかしニューヨークでは事情が大きく異なります。 

UberやLyftなどのライドシェア運転手も、正式な営業ドライバーとして扱われており、無資格で客を乗せることは認められていません。つまり、アプリを登録しただけでは運転手にはなれないのです。 

【イエローキャブと同じTLC管理】

 ニューヨークのタクシー業界は、TLCという行政機関によって厳しく管理されています。イエローキャブだけでなく、Uber、Lyft、ハイヤー、黒塗り車両なども、すべてTLCの制度の下に置かれています。 

そのため、Uberドライバーもイエローキャブ運転手も、共通の「TLCドライバーライセンス」を取得する必要があります。 

【取得には審査や講習もある】 

TLCライセンスを取得するには、身元確認、運転記録の審査、指紋提出、薬物検査、安全講習などを受ける必要があります。誰でもすぐに始められるわけではなく、一定の基準を満たした人だけが営業許可を得られます。 

つまりニューヨークでは、Uberドライバーも「ただの一般ドライバー」ではなく、制度上はプロの営業運転手として扱われているのです。 

【世界的に見てもかなり特殊な制度】 

国や都市によっては、ライドシェア運転手とタクシー運転手で制度が完全に分かれている場合もあります。しかしニューヨークでは、両者を同じTLC制度で一元管理している点が特徴です。 

そのため、「Uberだから規制が緩い」というイメージは、少なくともニューヨークでは当てはまりません。むしろ、伝統的なタクシー業界と同じ土俵で運営されていると言えます。🤷‍♀️