年間休日233日? GOジョブの求人表現に感じた違和感

タクシーの話題

今回は「年間休日233日? GOジョブの求人表現に感じた違和感」を書こうと思います。 

とりま、GOが運営をしてるタクシードライバー転職サイトの「GOジョブ」と鋳物が有る事を知っている人は多いと思います。 

で、最近、GOジョブの求人広告を見ていて、少し気になった表現がありました。 

隔日勤務の説明で、画像の様に「年間休日233日」と書かれている件です。 

一般的な会社員の年間休日は120日前後と言われていますので、数字だけ見ればタクシー乗務員は普通の会社員より100日以上多い事になります。😱 

初めて見た人なら、「そんなに休める仕事なのか」と感じるかもしれません。 

しかし、タクシー業界を知っている立場からすると、この表現にはかなり違和感があります。 

【明け休みは本当に休日なのか】 

タクシー業界には「明け休み」という言葉があります。 

隔日勤務で長時間乗務した後、次の勤務まで空く時間の事です。業界では当たり前に使われている言葉ですが、一般企業の休日とは性質がかなり違います。 

そもそも隔日勤務は拘束時間が長く、朝から深夜まで乗務する事も珍しくありません。 

そのため、乗務後には次の勤務まで十分な休息時間を取る必要があります。では、十分な時間はどの位かと言うと、厚生労働省発出の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」という告示に以下のが記載されています。 

タクシー(隔日勤務)の場合、 

勤務終了後、継続24時間以上の休息期間を与えるよう努めることを基本とし、継続22時間を下回らないものとする 

という内容になっています。 

つまり、完全に自由な休日というより、長時間勤務後の休息時間という意味合いが強いので休日の意味とは全く違います。 

もちろん、明けの時間を自由に使う人もいます。しかし実際には、帰宅して寝て終わる人も少なくありません。 

それを全て「休日」としてカウントし、「年間休日233日」と大きく見せる事に、違和感を覚える乗務員は多いと思います。 

【一般企業の休日とは別物です】 

普通の会社員が言う「年間休日120日」は、 

  • 土日祝  
  • 夏季休暇  
  • 年末年始  

など、完全に仕事から離れた休みを意味しています。 

一方で、タクシー業界の隔日勤務で言う「233日」には、乗務後の休息時間、いわゆる業界用語の言うとこの「明け休み」も含まれています。 

これを一般企業の休日と単純比較するのは、かなり無理があるように感じます。 

実際、現役乗務員ほど、「それを休日と言うのは違うのでは?」と思う人が多いのではないでしょうか。? 

【数字だけが先行している気もします】 

もちろん、タクシー業界が人手不足で、各社が積極的に求人を出している事は理解できます。 

GOに限らず、最近はどこの会社もインパクト重視の広告が増えている様です。。 

  • 高収入可能  
  • 自由な働き方  
  • 年間休日233日  

確かに目を引く言葉です。 

しかし、働き方の実態を十分に説明しないまま数字だけを強調すると、入社後のギャップにつながる可能性もあります。 

隔日勤務は、合う人には非常に合う働き方で、平日の昼間に動けたり、毎日出勤しなくて済んだりするメリットもあります。 

その一方で、 

  • 夜勤  
  • 長時間拘束  
  • 生活リズムの乱れ  
  • 疲労の蓄積  

など、決して楽ではない部分もあります。 

だからこそ、「233日休める」という数字だけを前面に出すより、実際の働き方を丁寧に説明する方が親切なのではないかと思います。 

【現場を知る人ほどモヤモヤする】 

業界を知らない人から見れば、「年間休日233日」は非常に魅力的に見えるでしょう。 

しかし、現場を知っている乗務員ほど、「それは本当の意味での休日とは違うのでは」と感じると思います。 

求人広告なので、多少インパクトを重視するのは分かりまが、それでも、「休息時間」まで休日として数え、大きな数字をアピールするやり方には、少し疑問を感じました。 

少なくとも、自分にはかなり引っかかる表現でした。😱